鑑定歴40年以上のベテラン!やまと真秀先生のインタビューで色々聞きました

やまと真秀先生は、スピリチュアル・セラピストとして、多岐にわたる相談者の悩み解決のサポートで活躍中。

アマチュア時代を含めれば、既に40年以上もの経験豊富な鑑定士です。

このページでは、やまと真秀先生の活動状況や、占いに対する熱い気持ちをご紹介いたします。

では先生、自己紹介をお願いします。
やまと真秀(まほ)、50代半ばです。
職業的肩書としてはスピリチュアル・セラピストを名乗っていますが、ウィッチドクター(魔女)というか、ヒーラーです。
ユタ(霊媒)でもありサニワ的なことも行いますが、決して霊能的なことをメインとしている霊能者ではありません。

クライアントさんの相談に乗り、お悩みの解決をサポートする仕事ですが、対象としていることの範囲が広く、多岐に渡っていて、これという一つところに絞れない複合的なことをしているので、総合的な意味でスピリチュアル・セラピストと言う名称を肩書に使っている感じですね。

名前の由来は、ヤマトタケルの辞世の句「倭は国の真秀ろばたたなづく青垣山籠れる倭しうるはし」から引用しました。
もともと神社とか、美しい景色を見るのが好きで、日本人であることを意識し、日本と言う国の精神性、美徳や霊性、美しい自然を守っていきたいな、と思ったことからこの句に行きついて、この名前を名乗らせて頂くようになりました。

元々占い師の仕事をしていて、30年以上アルマと言う名前を使っていたのですが、
「日本人なのにどうして外国人の名前を名乗っているの?」
と外国人のアストロロジャーに突っ込まれたことがあって、仕事の内容が占いではなく今のスタイルに定着した頃から、和風の名前を名乗ろうと思い立って、こちらの名前と使い分けをするようになりました。

昔からのお客さんは相変わらずそちらの名前で呼んで下さいますし、本名より定着していて、もはや渾名あだなみたいなものですから、どちらでも呼びやすい方、好きな方の名前で呼んで下さいと新規のお客様にはお伝えしています。

なんだかんだこの仕事は、アマチュア時代(高校生)から含めて40年はしていますね。
と言っても、ずっと占いとかスピリチュアルな仕事をしていたわけではなく、専念していた時期もありますし、お休みというか離れていた時期もあります。

どちらかというと、やりたい仕事が他にありましたし、占いとか霊的な方面の仕事だけはしたくない、普通の人間として普通の人生を生きたいと抵抗していた時期が長くて、占いの仕事を始めることになってからも他の分野に行こうと足掻いたり、もう辞めたと騒いで逃げていた時期もありました(笑)

そんな中途半端なポジションだったので、OLの仕事と掛け持ちをしながら、寄り道しながらの40年でした。

占いだけでは人を救えない、助けられないと行き詰まり、日々悩んでいた15年前。
愛猫を亡くしたことでのペットロスによるダメージがきっかけで、レイキ・ヒーリングを受けて、自分も習得することになりました。

それがまた転機となり、ヒーリングのテクニックを身に着けたことによって、本来の自分の霊媒的な資質をそのままに活かす道が開けました。
それまで学んできたこと…
神秘学や魔女術や魔術や心霊科学、
霊的真理などの知識、
占いと言う仕事の現場で培った経験、
カウンセリングスキルとか…。

それから台湾に行き習得していた気功と新しく習得したレイキ・ヒーリングなどのエネルギーワーク。
それらが一つの点と線で結びついて、ようやく今のサービスというか、私らしいセッション・スタイルに行きついたのです。

もっとも、ここに来るまでには紆余曲折と試行錯誤の年月がありました。
たくさんの失敗や挫折をしたといいますか。
何一つ無駄はなく、すべてが意味のあることでしたが。
そんなこんなで、ようやっと腹を括ったのはここ最近のことで、今は覚悟を決めて、自分の使命(天命)と信念を持ってこの仕事に取り組んでいます。

やまと真秀先生の鑑定ルーム
やまと真秀先生の鑑定ルーム
このお仕事をはじめたきっかけは何ですか?
占いと言うよりは、もともと「人間」にものすごく興味があったんですね。
子供の頃から世界中のあらゆる人物について書かれた書物とか、自伝を読み漁るのが大好きで、犯罪史とか事件簿とか、そのような史実を調べるのも大好きでした。

もちろん歴史も好きで、その裏にある人々の生きざまと言うか人生を知るのが好きだったし、その人が何を考えていたのか、どう思っていたのかを知りたいと思っていた。
探偵小説とかプロファイラーや検視官ものとかも好きで、子供の頃はブラックジャックに憧れて医師になりたかったんですけどね(笑)

幼少期の家庭環境のこともあって、人の運命とかその不思議に関して色々と考えることがあり、また心霊的な体験も多くすることがあったことから、その方面について自然と調べたり、自分が視ているものや体験していることは何なのだろう、それが知りたいと強く関心を持つようになりました。

もともと占いとかをする以前から、子供の頃から色んな視えざるものを視たり、感じたり、予知めいたことは多少出来ていたんです。
前世の記憶もあったし、幽体離脱をして遊んだり、様々なビジョンを見たり。

母もそうですけど、母方の祖母や叔母たちが霊感体質で心霊体験が豊富な人たちというのもあったから、血筋なんでしょうね。
ただ、その中でも私は少し異質だった。

ヘンな子だって周囲からは気持ち悪がられるから、自分のそうした資質とどう付き合っていいのか、解らなかったです。
誰も答えは教えてくれませんしね。

自分と同じものを視ている人がいないというのは実に孤独なものです。
心霊漫画やエドガー・ケイシーとか、シルバー・バーチとかも読み漁りましたし、著者に手紙を出して質問してみたりもしましたが、納得のいく答えはどこにもありませんでした。

で、占いとの出合いですが。小3の時に習い事として伺っていたピアノの先生からトランプ占いを教わったのですけど、わりと簡単に覚えられたんですね。
その後、姉がタロット占いに興味を持って購入したものの、
「こんなの、解らない」
と投げ出して私に押し付けてきたんです。
で、タロットもすぐに習得出来ました。

人を見ることが面白かったし、はまりました。
そして、たまたま古本屋で見つけた占星術の本(ルル・ラヴァ著「占星学入門)を手にしたとき、ピピっときて購入して、面白くてのめり込み、友人やクラスメイトのチャートを作って解読を試みたりしていました。

そんなことをしていたら、占い師と渾名をつけられて、タロットやトランプで、クラスメイトの相談に乗るということも多くなって(笑)

でも、その時には占いを職業にすることなんて考えてもいなかったのです。
趣味の範疇で占い(占星学)を勉強したり、人の相談に乗るのは好きでしたけど、普通の人間として平凡な人生を生きたいって、そう強く願っていましたから。

プロの占い師として占い館で働くようになったのは24の時。
交通事故にあって、それまでしていた美術系の仕事が出来なくなって、夢が潰えたことで挫折したんです。
けど、その交通事故が大きなきっかけというか、人生の転機になりました。

事故を起こした相手は知人だったのですが、なんと逃げられてしまって!
裏切られたショックとか後遺症の辛さとかで精神的にも参ってしまって、病んでしまった時期と言うのでしょうか。

結婚を考えていた恋人とも別れることになって、どん底に落ちました。
その最中に、身体を壊すと心も損なう。
そうすると人生も狂って、あらゆるものが連鎖的にダメになっていく。

なので、心と身体の双方の健康をサポートする仕事に就きたい、と自然と思うようになったんですね。
とはいうものの、交通事故の慰謝料とか治療費に関して相手が逃げてしまったことから、私は逆に借金を抱えることになって、まったくお金が無いわけです。

だから民間の学びをするにしても国家資格を取るにしても、その選択肢が無くて。
ハーブ療法とかアロマテラピーなどの勉強は始めて、そちらの道を模索していたものの、その道に進むもうにも、その知識やスキルだけでは仕事にはならない時代でした。

ちょうどその前に、何しろこんな状態でしたから、自分自身も悩みまくって、客として何人かの占い師さんのところに、これからのことを相談に行ったりしていたんです。

そうすると、皆がみな
「あなたは占い師に向いている」とか
「占い師になるしかないじゃん」みたいな(笑)

実際、うちの店で働かないか、とスカウトもされました。
でも、まだまだ抵抗していました。
「いやいや、とんでもない。そっちの仕事だけはやりたくないんです」って(笑)

けれど、ある日、求人を見ようと新聞広告を開いたら、目に飛び込んで来たのが「占い師募集」の広告でした。
大学や専門学校で心理療法家や鍼灸師とかの資格を取る道はダメでも、占い師ならそうしたお金をかけて資格を取らなくても、過去の経験や学んできた土台があるし、今持っているスキルや知識の範疇で、やりたいと思っていることに近い内容の仕事(セラピーやカウンセリング)が出来るんじゃないかと…。

そんな風に前向きに考えられたんです。

抵抗する気持ちが和らいでいたと言うか、
「やはりこれは道なのかも知れない」
とやけくそで応募しました。
そして採用されたことがきっかけで、占いの館に出るようになりました。

その後でも止めたーとか、他の道に行くことも何度かあったわけですが、その道の方たちから
「あなたは神様の仕事をしなくてはいけないよ。やらないから、神様が怒っているよ」
と叱られたり、8年前にはユタでシンガーソングライターの琉球HALさんからも
「あなたは生まれながらのユタなんだから、他の仕事をやってはいけないよ」
と檄を飛ばされたりして、この道と覚悟が決まるまでは年月を要しました。

尊敬する占い師さんがいましたら教えてください。
尊敬というのとはちょっと違うのですけれど、観相家たる水野南北さんの「節食開運説」はためになる本ですので、是非お勧めしたいですね。

私は東洋占はしないのですが。
温故知新と言う言葉があるように、その道に進むならば、その道のこと、過去の歴史も含めて先人についても学ぶこと、新しい手法や知識にもオープンに習得していくことも必須なことだと思います。

そして、占いの知識だけに偏らず、世の事象のあらゆることについて学ぶのは、見識を深めるのにとても大切なことだと思っています。

得意な占術を教えてください。
占いに関しては西洋系の占術師になります。
使い慣れているのはタロットです。
その人の資質や適性を見ていくには、命学としての占星学が最適ですけれど。
というか、そちらは過去形ですね(笑)

今は、たまには占いもするけれど、という程度。
ただ適職とか適性を見るときには、チャートを見ることをします。
命学による命式は魂の履歴書でもありますから。

スピリチュアル・セラピストとしての仕事では、道具は使いません。
その方の氣(波動)を直接読んでいくわけなので。
道具や命学としての占いを用いるより、そちらの方が私には楽な方法です(笑)
後は「情報源」にアクセスするという感じです。
チャネリングという言葉は嫌いなので、極力使いたくないんですけど、まあ、メッセージをもらって伝えることも多々ありますね。

実際どのようにお仕事をされているのですか?
スピリチュアル・セラピストということで、スピリチュアル・セラピーを提供されているということですが、具体的なセッションの方法といいますか、どのようなことをされているのでしょう。
簡単に言うと、クライアントさんの話(悩みや抱えていらっしゃる問題や解決したいことなどの主訴)を伺って、その原因がどこから来ているのか、何に起因しているのかを判断したり、その出来事がその人に教えていることやどうしてそのようなことが起きているのかなどを解説した上で、その問題の種類や状況に応じたエネルギー的アプローチ(施療)を行ったり、ワークやセラピーをしたり、ですね。

そこまで行かなくても、こんがらがってしまった想いや思考の整理整頓を手伝ったりするだけの時もあります。
その人の状態や悩みや問題の性質に応じて、ケースバイケースの対応になりますが。

もう少し詳しく言ってしまうと、一般的な個人セッションでは、まずお客様が抱えている問題、悩みごと、何とかしたいと思われていることを伺った上で、問題の性質を分類することをします。

その問題が外部的な、抗えない不可抗力的な事象によって起きているのか…。
すなわち霊的な存在とか視えざる存在が関与しているのか、過去生の問題によって引き起こされていることなのか、あるいはその人の内面的な問題、性格が原因で起きていることなのか…。
それによって、アドバイスもエネルギー的なアプローチ方法も異なりますから。

お話を聞いて、ご自身の進路とか適性とか、転職だとか、そうした悩みの場合は、普通の占いみたいな人生相談になります。
もちろん、その人のエネルギーフィールドの情報を読み取って、今生のその人が進むべき道などの背景情報とかも鑑みながら、時にメッセージを受け取った場合は、それも伝えつつアドバイスしています。
状況に応じて、占星学のネイタルチャートを見たりもしますし、タロットを使う場合もあります。

どうにも調子が良くないとか、不運続きだとかのご相談内容で、何か霊的な事象が関与しているとか、エネルギーフィールドの問題が疑われるような場合には、そっちをチェックします。
憑依している霊や生霊なんかが居たら、それに対する処置をします。

邪氣を吸ってしまっているとか、氣不足だとか、オーラやチャクラのダメージなどは、それを整えることをします。
(呪いとか家系的な因果みたいなものだと、私程度の力量では一回ではどうにもならない場合もありますが)

トラウマとかPTSDとか、ネガティブな想い癖や考えの癖、人生を邪魔しているエネルギーブロックやシャドウセルフのようなものを手放したいとか、人生でいつも似たようなパターンに陥ってしまう負のパターンを何とかしたい、今いる場所から脱出したい、人生を変えたい、自分を変えたいとか、そのようなご相談内容だと、前世療法とかチャクラヒーリングなどを行って、過去生を解放したり、潜在意識の書き換えやクリーニングをしていくアプローチをしていきます。

で、最初にお話しを聞く段階でこちらからも質問をして、対話しながら並行してエネルギー(氣)を読んで、情報を集めたり、頭の中でその問題の原因の可能性を消去法で精査していくなど、探ったり浮き彫りにしていくという作業を行っています。

なので、私のセッションは時間が掛かるのです(初回セッションでは、カウンセリングとセラピーと施療時間も含めて、3時間(対面)はお時間を頂いています)
もちろん、相談内容の性質によって、時間の掛かる人と掛からない人と言うように、個々に使う時間にも、行うことにも差は出てしまうのですが。

やまと真秀先生がご使用のアイテムたち
やまと真秀先生がご使用のアイテムたち

そして、その後で知りえたことをお客様に解説・説明するのですが、その時点でノイズが多くて情報がまとまらない場合は、とりあえず先に施療(エネルギーアプローチ)をします。

霊的な問題を抱えている方の場合、そちらの問題をある程度改善してからでないと…ということも多いので。

リモートだと、直接的に施療が出来ないので、お客様自身にセルフヒーリング形式で自ら取り組んでもらって、それを遠隔で手伝うという、ちょっと対面とは異なった方法を取っていますが。

そんな感じで相談内容は実に多岐に渡っていますので、個々の相談内容によって、ケースバイケースな対応(処置というかアプローチ)になるものの、一度きりの来訪か継続的な来訪なのかで、見ていく幅も深さというか範囲も、アプローチ方法とか、どうしても変わって行くことになります。

治療と言う言葉は語弊があるのですが、問題解決のために長期的に継続的な来訪をしてもらって取り組む場合と、一度きりの来訪で、今の問題についての情報を知りたいという方とでは、私自身が読むことの出来る(降りてくる)情報量にも差があったりしますので。

そして、基本的に私のセッションは対面で行うのですが、その方が同じ空間にいるので、ダイレクトに情報を集めやすいんです。
そして、エネルギー的施療も含んでの個人セッションなので、対面が一番効率いいと言うか、仕事がしやすいんですね。
サロンはセッティングされた施療室でもあるので。

もちろん、リモートのセッションもしています。
占い師の時に電話占いの仕事もそうした会社に在籍して、長く働かせて頂いていましたけれど、いま私がやっていることは占いとはかなり違う仕事なので。
電話だと出来ないことも多くて、難しいことも多いんです。

でも、このコロナ禍でリモートセッションをする必要に迫られて、鍛えられました(笑)
ちなみに電話でなくて、スカイプによるテレビ通話です。
その方が姿を確認できるので。

霊的な知識やヒーリングスキルを学びたいと言う人には、そのような人向けのレッスンやカリキュラムも用意して、教えることをしています。
レイキティーチャーですので、レイキの伝授もしますし、それ以上のこと、その先のことを教えて欲しいと言う方もいますので。

得意な相談内容は何ですか?
得意と言うか、一番楽な相談内容は、氣の状態を整えるボディヒーリングですね(笑)
セラピーやカウンセリングは脇に置いておいて、氣を流してヒーリングするだけでいいから(笑)

次に過去生ヒーリングですかね。
これに関しては様々なアプローチ方法がありますけど、ヒプノセラピー的な手法を用いたチャクラヒーリングで、クライアントさん自身に読み取ったり感じたりしてもらいながらの方法で進めていくことが多いのですけど、体内に貯めこまれた、今のその人に良くない影響を与えてくれているネガティブな記憶(想念)、エネルギーブロックと言われることもありますけど、それらを解放・浄化していくんです。

なので、このアプローチを行う相談内容としては、自分が囚われてしまっているネガティブな想い癖や感情を手放したい、自分の人生を邪魔している刷り込みや洗脳から自由になりたいという、そのような類のお悩み事になりますでしょうか。

たぶん、私にとって一番得意なことは、過去生の情報読み解いていくことかも知れませんね。
問題の根源、今生のノルマたるカルマのレッスンの理由とかですね。

その方の魂のルーツというか履歴を見て、ブループリントを見て、カルマのレッスンを鑑みた上で、今伝えられることを伝えているわけですけれども。

何故今の人生でその人がこういう人生を生きる状況下に至ったか…という部分に対して、焦点を合わせていくのが得意分野なんだと思います。
そして、その人の人生の課題と学ばなければいけないこと、何を学んで、人として何を身に着けて、どのように成長していくべきなのかなどの霊的成長の方向性とか、なので、その問題がどうしてその人に起きているのか、その出来事がその人に何を教えているのか…。

占いだったら、相談内容に対して、天気予報的な未来予測を立てつつ展望を覗き見て、その中で最善の道を探る手伝いや考えの整理を手伝ったり、希望のある方向に導くことをするわけですし、占い師の時はそうしたスタンスでしたが。

私の場合、お客様が知りたいと思われていることをすべて教えるというスタンスではなくて、そのお客様が今知るべきこと、知るべき時期に来ていることに対して、メッセージを伝えるメッセンジャーと言ったところで。

ですので、未来予知とか運勢判断とかはしません。
好奇心から過去世が知りたいとか、守護霊様はどんな人とか、オーラは何色ですかとか、そのような質問とかにはお答えはしていません。

そういえば、得意な相談内容でしたね(笑)
話が逸れたというか、ポリシーの説明をしてしまっていました。
やはり自分の問題を根底から向き合って改善したい、という真摯なクライアントさんに対しては腕まくりして張り切ってしまいます。

そして、相談内容と言うか、実は私は心霊科学(スピリチュアリズム)や霊的真理を教える先生でもあり、レイキティーチャーでもあるので、その辺りの知識やスキル、テクニックを教えることの方が得意かも知れません。

つい、うんちくが多くなってしまいますが、人に教えるのは大好きなんですよ。
個人セッションも好きですけど、レッスンの方が大好きかな。

そして、私は霊媒ではありますけど、イタコではないので、亡くなった人を体に降ろしたり、そのような方たちとコンタクトを取ってメッセージを伝えることはしていません。

たまに意図せず、頂くこともありますけど、それは例外的なことです。

あと、自分には出来ないことの方が多くて、歯がゆい思いをすることの方が多いです。
霊能者さんみたいに神通力みたいなものは一切ないので、力不足を痛感することも年中ですし。

何よりも問題を解決するのは誰でもない当人自身であり、私たちが関与したり手助け出来ることは実のところ大して無くて、
知識や情報を伝えたり、自分で解決するための方法をアドバイスするしかなく、その人が自分で自分の問題と向き合うための力を取り戻すためのサポートをするまでが精一杯だったりします。

その人を苦しめている悩みの原因たる事象や問題や人生の障害にしても、その人の人生に起こることにはすべて意味があって、それは必然的なことで、しなければいけない経験でもあって、そのことでその人が得るべき「何か」を得て、成長しなくてはいけないから起きているので、それを邪魔せず、見守ることしか出来ないことの方が実に多いのですから。

ちなみにこれまでの相談の具体事例などは、一部ですがケースファイルとしてblogにまとめていたりします。
それを読んで頂くのが早いですかね。

どのような相談者が多いですか?
そうですね。
うちにいらっしゃる方は、紹介またはblogを見ていらっしゃる方が多くて、非科学的かつ非現実的な現象で悩まれていたり、説明のつかない事象にお困りの方だったり、他人には理解されにくい悩みごとを抱えていらっしゃる方がほとんどなんですけれども。

例えば、どうして毎回同じ問題に躓いたり、悩まされることになるのか、その理由は何なんだろうとか、それを解決したいとか。
そのような人間関係とか、結婚、恋愛とか仕事のパターンとかに関することとかですね。

親子の問題、家族との関係性に悩まれて来訪される方も多いです。
お子さんを愛せない理由を知りたい、どうしてこの家族に生まれてきたか、その意味を知りたいというようなご相談ですね。

また、想い癖とか考え癖とか、自分自身の困った一面をそういうのを直したい、トラウマやPTSDのようなネガティブな感情を手放したいとか。

前世を知りたいというのではなく、もしかしてこれは過去生の記憶やそこに由来する想いなのでは?
と思うような説明のつかないご自身の感情的反応や事象に関してのご相談もありますし、生きづらさの原因を知りたい、生きている意味を見出せない、何のために生まれてきたんだろう、自分の人生を生きている気がしないとか、抽象的で曖昧と言うか、漠然とした不安やもやもやの原因を知りたくて、セッションを受けにいらっしゃる方もいます。

憑依体質でいつも霊的な存在をくっつけてしまって困っていらっしゃるとか…。
昔の私みたいに霊的な問題やトラブル、ご自分のそうした体質でお困りの方も多くいらっしゃいますね。

逆を言えば、今は占いを主としたサービス提供ではないので、相性を見て下さいとか、次の恋のチャンスとか、好きな人の気持ちはとか、恋愛や結婚にありがちな相談で訪れられる方はいないです。

運命判断とかは勿論のこと。
価格が、その手の悩み相談の相場ではないというのもありますし。

鑑定のときに心がけていることや、気を付けていることはありますか?
常にフラットな状態でいることですね。
自分自身の個人的な感情をそこにいれないこと。
先入観はもちろん、個人的な感想とかをとにかく持たない。

あくまで自分は神様の器として、視えない透明のヘルパーさんたちと一緒にチームで仕事をしていて、その中の3次元の存在として、言葉を用いて説明・解説したり、手を用いてエネルギーを流すだけの道具たる存在。
目に見えないものを3次元においてカタチにするだけの代理人として、脇役に徹しています。

それから、「そこに愛はあるのかい?」ではないけれど、愛のある立場からそれをする、それを言う。
とは言うものの、時に厳しく意地悪な、キツイ物言いをすることもありますが。

後は自分で考えてもらうことも必要だから、知るべき時期に来ている人なのか、伝えてもいい情報なのか、ということを常に意識しながらお伝えしています。
一度に情報を与えても消化できないことや受け止められないこともありますから。

それから、例え話などを用いて、なるべく解りやすい言い方を心掛けてはいます。
それと毎回が一期一会で、貴重な出会いだと、その気持ちで仕事に臨んでいます。

ただ、残念ながら、10人お客様がいらして下さったとして、その全員全部の問題解決を手助けできるとかというとやはり無理で、そこは私自身の力不足とか、相性とか需要と供給のミスマッチングなどもありますけれども…。

なので、「他人のことを救えるとか、助けられるとか思うのは驕りでしかなく、その人を救えるのはその人だけなのだから」と。

驕りにはまらないように、
「自分は結局大したことは出来ない存在で、ベストを尽くすしか出来ない」
というスタンスで、謙虚さを忘れないように自戒しています。
野球だとしたら三割打者というか、10人のうち、2,3人の方を満足させられたら、御の字くらいなんですよね。

占い師としてのやりがいを教えてください。
今となっては、この仕事は私の人生の悦びそのものですね。
ここまで至るのに抵抗した年月が長くて、とてつも無い時間が掛かってしまいましたが(笑)

とにもかくにも、その人の人生そのものを改善するサポートが出来ていること。
そして、今生からしたら、過去生と言うのは単なる過去の想念の塊でしかないのですけれど、過去生も一つの人格を持ったパーソナリティだから、それらの人格たるエレメンタルを解放するとき、長年の呪縛を解いて、本来行くべきところに送ってあげられた時、「良かった」と心から安堵します。

そして去り際に「ありがとう」とお礼を(過去生の人格から)言われたりすると、この仕事をしてて良かったな、こういうことがしてあげられる自分で良かったとしみじみ思いますし、泣きたくなるほど嬉しくもなります。
過去生だけでなくて、霊とかもそうですけど。

昔は、こういう、人には理解されない自分の個性とか、能力を恨めしく思っていましたから。
もちろん、普通の相談やヒーリングでも、いらした時には鬱々とした顔をしてらした方が、帰られる時にはパッーと明るい笑顔になって、
「視界が広くなった」
「気持ちがすっきりした」
「長年の閊えが取れた」
「決心がつきました」
などと、前向きになられていると、ホッとします。

毎回いろんな意味での感動があります。
一人ひとりに長い人生の歴史、ドラマがありますから。
そうした、決して表に出ることのない、一人ひとりの人生の履歴を見て、知ることが出来ること、その人の人生に関わらせて頂けていることなど、すべてがやりがいで至福たる悦びですね。

休日はどのように過ごされていますか?
昔から神社やお寺が好きなので、平日の昼間はそうしたところにお参りに行ったり、都内近郊を散策してウォーキングしたり、食いしん坊なので美味しいランチやカフェ巡りを楽しんでいます。

ヒトカラもよく行きますし、映画や美術館巡りもします。
スパに行って、のんびりするのも大好きです。
夜はYouTubeの動画を見たり、音楽を聴いたりして過ごしています。

そして、休日と言っても、休日にあらず、ですかね。
人生全般がこの仕事を行うためにあるとも言えますので、常にベストな状態で仕事が出来るための肉体の休養期間でもあり、精神と魂の修養期間として考えています。
波動を整えて高めるための修行は欠かせませんし、様々な事例に対応していくために知識の吸収は欠かせません。

相談者から頂いた嬉しいお言葉はありますか?
「今日ここに来て良かった」
「思い切って、申し込みをして良かった」と言って頂くことや
「恋人が出来た」
「就職先が決まった」
「問題が解決しました」とか、そういう事後報告や感想、お礼メールもとても嬉しいですし。
そうした嬉しい報告メールはどれも宝物です。
私にとっては勲章のような、何よりのご褒美です。

占い師をしていた時に、雑誌に占いやおまじないとかの原稿を執筆していたことがあったのですけど、
「子供の頃、読んでいましたよ」と言われたり、
「コンテンツ、毎日やっていました。同じ方だったんですね、お会いできて光栄です」
と言って頂けた時には照れ臭かったですが、嬉しかったですね。

あと、10年ぶりに来訪して下さった方がいたのですけど、その方は私のwebサイトアドレスが変わってしまっていたので探せなくなっていたらしく、
「やっと、見つけられました。ずっと探していたんですよ」
と言われた時は、申し訳なく思いつつも、忘れずにいてくれたんだと胸が熱くなりました。

また、とある人からは、
「私が先生と出会って楽になれたように、先生のことを必要としている人は他にもたくさんいると思うので、どうかこの仕事を辞めないで、いつまでも続けて下さい」
と仰って頂いたり、医師であったクライアントさんからは
「自分のように悩んだり苦しんだりしている人の役に立つかも知れないので、私の体験談をどうぞ宣伝に使って下さい」
と感想を寄稿下さった方もいましたね。

本当にありがたいことですし、そう思っていただけることが冥利につきます。

そして、ご自分のセッション体験をたまにblogにまとめて下さる方もいて、それもまた嬉しいお言葉ですね。

許可は頂いていますので、そのblogをご紹介させていただきます。
「桃子さんのblog:人生の棚卸9:魂の声をきく」

相談者はどのように鑑定に臨んでほしいですか?
そうですね。
受け身でいるのではなく、自分の問題を解決するべく、もっと能動的な姿勢でいて欲しいと思います。

相手は占い師とかスピリチュアルワーカーだから、何も言わなくても解ってくれて、言うべきことを全部言ってくれるなど、アンサーロボットのように思わないで欲しいのです。
「望む答えを得たいのであれば的確な質問をせよ」
と言う言葉もあるように、自分が何について悩んでいるのか、どうしたいと思っているのか、正直にありのままに話して欲しいんですね。

上手く話せないとか、どう説明したらいいのか解らないとかもあるのだと思うのですけど。
何を知りたいのか、何に困っているのか、具体的であればベストですが、曖昧で抽象的な物言いでもいいので、とにかく伝える努力はして欲しいです。

現状についてもです。
お試し行為などは時間の無駄ですし。
ただ、延々と説明が長くなってしまうのも、それによって感情が吐き出せて気分がすっきりするならいいのですが、それだけで鑑定時間とかセッションの時間が終わってしまうのでは本末転倒なので、事前に聞きたいこととか箇条書きでいいので、予めメモに整理しておくとよいのではないでしょうか。

そして、占い師やスピリチュアルワーカーは、問題を解決するための魔法を教える存在ではないと言うことを理解して欲しいのです。
占い師もスピリチュアルワーカーも、その方がその方自身の力でその問題をクリアするためのサポートをする存在で、新しい視点や視野をナビゲートしたり、知恵や方法を自分に対してアドバイスするものにしか過ぎません。

占い師やスピリチュアルワーカーがその人の問題を解決するのではなく、その人が問題を解決するためのカギやヒントを与える存在なのだと言うことを忘れないで欲しいです。
もちろん頼れる相談者ではありますが、すべての決定権と自分の人生に対する責任は自分にあるのだと言うことをお忘れなく。

最後に読者にメッセージをお願いします。
交流原則の基本は、「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」。
あなたが変わろうとしないと、あなたの未来、運命を変えていくことは出来ません。

そして、あなたが変わろうとした時から、すべては変わり始めます。
何故なら、いま目の前にある現実は、あなた自身が選び、創ってきた人生なのですから。

運は性格にありとも申します。
人の性格はその人の考えと想いと、口にしてきた言葉によって作られます。
あなたの今の人生(現実)は、あなたが考えてきたことや行動してきたことの結果であり、話してきた言葉によって創られて、リクエストされた未来(現実)なんですね。

現状を変えたいと思うのなら、人や状況を変えようとは思わずに、まず自分を変えることから始めることです。
あなたの人生の悩みや問題、不満や不服があるところ、その原因が何であり、何処に由来しているのか…。
その出来事がどうして自分の人生の障害として存在しているのか、その意味や理由を知ろうとすることです。
すべてはそこから始まります。

因果という言葉があるように、すべては必然的なこととして起こっており、意味のないことは何一つ存在せず、原因があっての今ですから。

また、あなたの外側で起こっていることは、すべてあなたの内側の世界の反映でもあるのです。
だから、内側の問題(あなた自身に内在する問題)を解決することが、外側に現れているすべての問題を解決する早道でもあります。
何故って、全部あなたが引き寄せている物事ですから。

ですから、これから何が自分の人生に起こるのだろうか、と訪れる未来に期待して、勝手に失望したり絶望する前に、自分で自らの人生をクリエートすることを考えて下さい。

望む人生を生きるために、今の自分に何が必要で必要でないものは何なのかを考えて欲しいのです。
本当の自分の気持ちに気づいて、自分らしい人生を生きること、本当の意味で自分が幸せになれる道を選択して下さい。
そのための努力をどうか惜しまないで下さい。

あなたを幸せに出来るのは世界中でたった一人、あなたしかいません。
自分の人生の脇役に甘んじていないで、主役になって、あなたにしか生きられない人生を楽しんで、悦びを感じながら生きて下さい。
あなたはあなたの人生の主役であり、演出家で脚本家で監督です。

あなたの人生を、未来を輝かせるため、あなたがあなたらしい、素晴らしい人生を生きるために…。

人生を実り豊かに生きるための方法を探るために、そのためのサポートとして、自分についての知識を得たり、道を探ったり、これまでの自分の人生を見直して振り返ったり、改善点や選択の誤りを見つけたり、気づくべきことに気づくための機会として、占いやスピリチュアルなサポートと上手に付き合って、それらを賢く使いこなして下さい。

そうして下さることをただ願います。

先生、今日はどうもありがとうございました!

スピリチュアル・セラピストとして多くの相談者を、明るい未来へと導いてきたやまと真秀先生。

複雑な恋愛相談や、他人には理解されにくい悩みで、ずっともやもや過ごしているなら、一度先生に相談してみませんか?

先生のホームページはこちらです。
気づきと学びのサロン Medicine Wheel

The Sacred Journey~スピリチュアル・セラピーの現場から

魔女の隠れ家 Witch Doctor’s Garden

https://medicinewheel.tokyo/index.html